【6年生向け】入試直前期に塾をやめるのはアリ? この先、塾を続けて得られるメリットとは?

入試に必要な範囲の授業はすでに終わっている。

集団塾では、先生の我が子への個別フォローはそれほどしてくれない。

ならば、

この先は、集団塾をやめて自宅で勉強したほうが効率的ではないのか?

こう考えるのも、わかります。

我が子は最後まで早稲アカに通いましたし、その事を全く後悔していませんが、実際、娘のクラスの友達にも、「家庭教師一本に絞って学習する」と、退塾したお子さんがいました。(その子は結局、第1志望ではないものの、お子さんの偏差値よりちょっと上の中学に合格したそうです。)

中学受験はどのお子さんにも1度きり。「このまま塾を続けた場合の入試結果」と、「ここで塾をやめた場合の入試結果」を比較することはできません。

結局は、塾を続けるのも、やめるのも、各家庭の判断になると思います。

家庭環境にもよりますし、お子さんの性格や、個別指導や家庭教師など、塾の代わりに勉強を見てくれる方の指導力にもよると思います。

ここでは、いま、迷っている方の参考になればと思い、終了組の私がこの時期以降に、塾から得られたメリットを書いてみたいと思います。

これらのことよりも、個別学習のほうがメリットが大きいと思うのでしたら、集団塾をやめる判断もありだと思います。

塾を続ける予定の方も、今後の参考にどうぞ。

塾を続けるメリット:メンタル面

受験直前の緊張感

大手塾のこれから先の子供の追い込む雰囲気づくりには、独特のものがあります。「入試まであと〇〇日!」などと塾の壁に大きく張り出されると、子供も段々と焦ってきます。

冬休みになるとさらに一層、教室に緊張感が漂います。これは、集団塾ならではのものだと思います。また、冬休みはもちろんですが、1月に入ってからも、入試直前は小学校を休む方もいると思います。そんな時、一人で勉強するとどうしても甘えや、たるみが出てきてしまいますが、塾に通っていれば、塾の先生に喝を入れてもらうことができます。

クラスメイトとの連帯感

これからの時期、クラスメイトの頑張る姿をみて、「皆頑張っている。しんどいのは自分だけではない」と思えるようです。もし塾をやめた場合、この時期まで一緒に頑張ってきた仲間と別れさせるのが、子供のメンタルに悪影響を及ぼす可能性もあります。

ちなみに、我が子のクラスでは、冬期講習で、ハチマキをして授業を受ける男子が数人いて、娘は「(一緒にハチマキをしようと思わなかったものの)なんか、自分も頑張らないとやばいなって思った」と言っていました。

クラスメイトの入試を目の当たりにし、自分も入試直前であることを実感

12月くらいから、一部の子(帰国生や地方校受験)の入試が始まります。最初の入試を終えた子が教室にいると、子供はようやく自分も入試直前であることを実感するようになります。

なお、その子たちの合否は公表されませんし、我が子の校舎の場合、2月入試が終わるまで、子供同士で合否を話してはいけないことになっていましたが、同じクラスの子は何となくわかります。

精神的な支援

先生方からは、とにかく強い励ましを頂けます。「何とか合格させてやりたい!」と思っている気持ちが伝わってきます。受験生といっても、所詮、小学生12歳の子供です。「中学受験はメンタルが半分」などと言われます。この先生たちの精神的な支えはとても大きいものです。

特に1月最後の授業の後、先生の熱い激励会があったようで、我が子はとても感激して帰ってきました。

塾を続けるメリット:学習面

過去問演習指導が受けられる

我が子の通っている早稲アカでは、毎週個別に過去問を提出すると、各教科担当の先生がみてくれました。質問に行けば、分からない問題を教えてくれるほか、解き方のアドバイスや間違えた問題の類題をくれたりもしたので、とてもありがたかったです。

時事問題の授業が受けられる

既に入試に必要な単元は履修済みですが、冬期講習では、時事問題を勉強します。時事問題が毎年宿題される学校を受験する場合は、今年はどのニュースが出題されそうか? について、大手塾のノウハウに沿った予想を得られることは大きなメリットだと思います。

学習のペースの維持継続

夏期講習もそうだったと思いますが、冬期講習もなかなかハードです。親も、「ここまでハードなら、2月1日以降、たとえ毎日午前午後2校ずつ受験しても、体力面は大丈夫だろう」という自信が持てます。

受験アドバイス

1月入試の結果によっては、2月以降の併願パターンを見直すこともあり得ます。また、2月入試も、上手くいけばいいのですが、そう上手くいかない人の方が多いのが現実です。特に2月1日、2日が残念な結果になった場合、3日以降の入試は親も子も厳しい状況に追い込まれます。まさかの全落ちを防ぐための併願先の見直し相談や、精神面の支援を最後の最後まで受けられるようキープしておくのは、大事かと思います。

おまけ:意外とメリットなかったなあと感じたこと

入試当日、受験校での塾の激励

ここまで何だか、塾の宣伝みたいないいことばかり書いてしまったので、おまけで「意外とメリットなかったなあ」と思ったこともひとつ。

入塾説明の際にビデオで観て、「入試当日は、塾の先生が中学校の門の前で激励してくれる」というのを期待していたのですが、娘の受験の際、教科担当の先生は誰も来てくれませんでした。

まあ、集団塾なので、2月1日、クラス全員の志望校に先生が駆け付けられないというのは分かります。 また、志望校別NNのクラスも担当している先生はその志望校の応援を優先するのも仕方ない気がします。しかし、私は本番直前まで、「1日午前は無理でも午後」、「2月1日は無理でも1月の埼玉」には一人くらい顔を知っている先生が来てくれると勝手に期待していました。

当日は他の校舎の先生と手分けして中学校に行っているようで、どこの学校に行っても、ちゃんと早稲アカの先生が何人か来てくれていました。 入試当日、門の前で早稲アカの旗や腕章を付けた先生を見つけるだけでホッとしますが、 娘の場合、全ての受験日程でひとりも顔見知りの先生に会わなかったです。別の校舎の知らない先生が握手して下さった時は、敵地で味方を見つけたような気分で嬉しかったですし、寒い中、朝早くから門の前で待っていて下さったことには本当に感謝していますが、正直な話、ちょっと微妙でした…。(娘は特に期待もしていなかったようなので、微妙な気持ちになったのは多分私だけです)

以上です。いろいろ書きましたが、集団塾をやめても、個別指導や家庭教師に上記のことをお願いできるのであればいいのかもしれません。難しい選択だと思いますが、よく考えて、後悔のないようにしてくださいね。

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